断食をする事で欲が低下する。
そして、欲が小さくなれば、イライラも小さくなって体が軽くなる。
2000年前のインドの諺に「物質と脳(精神)は反比例する」というのがあるそうです。
精神を豊かにするために「食」を減らす。食欲は「欲」の基本だから、「食」を減らすと「欲」が小さくなります。
欲が小さくなると感情や執着による苦しみが小さくなります。そして、イライラが小さくなります。また、断食には腸と脳にいい影響があります。
僕は慢性的に体調が悪い時期がありました。食べ過ぎが原因と思って断食の本を探してこの本に出会いました。
を読んでまとめました。
目次
- 断食で食欲のコントロール
- 昔の食生活
- 涅槃の境地とは何の恐怖のない状態
断食で食欲のコントロール
●断食は欲を小さくする修行
- 欲の基本は食欲
- 欲を小さくすることは、自分を勘定に入れない事
●断食は脂肪を消化する
- ①血管の中の脂肪
- ②臓器脂肪
- ③体脂肪
●断食座禅のススメ
- 座禅は自律神経を整える。腸や脳にいい
- 座禅20分(緊張)・休憩40分(緩和)を繰り返すと腸にいい影響がある
昔の食生活
- 昔の日本人は1日2回、朝10時と夕方16時に食べていた
- 朝は5時に起きて、夜は19時に寝ていた
- カロリーの摂取量は現代の半分ぐらいだった
涅槃の境地とは何の恐怖のない状態
般若心経の本質
- 般若心経とは仏教の教えを記した経典
- 本質は「無」「空」でいろんなものを「ない」ということ
四苦八苦とは
- 生老病死(しょうろうびょうし):四苦
- 愛別離苦(あいべつりく):人や物との別れ
- 怨憎会苦(おんぞうえく):嫌な人と一緒
- 求不得苦(ぐふとくく):求めるものが手に入らない
- 五陰盛苦(ごおんじょうく):人間に備わる心や感覚によるもの
- 執着
- 怒
- 欲
色即是空・空即是色
本人の意識に表れている
- 色(見るもの)
- 受(見ること)
- 想(考える)
- 行(行動)
- 識(記憶)
をないとすることが、色即是空、空即是色
涅槃:知恵の完成
感情は正しい判断の妨げになる
四苦八苦の原因になる自分の感情のもとになる、
- 見るもの(色)
- 見ること(受)
- 考えること(想)
- 行動すること(行)
- 記憶すること(識)
を「ない」として、気持ちを消して、物事を瞬視していくこと。直感すること
感想
【食べ過ぎているからイライラする!食べる量を減らして欲をコントールする!『断食座禅のススメ』をよんで】
本の内容は、他にも健康にかんするものや修行に関するものが書いてありました。
この本の重要な部分をブログでまとめてみました。
●食欲は欲の基本である。
●食欲をコントロールすると精神をコントロールできる。
●そして、断食座禅は涅槃いたる修行になる
●涅槃とはあらゆる「欲」から解放された状態である
飽食の時代にあって、精神的飢餓に陥っている現代には仏教の精神が必要だと思います。
「無欲」になるのでなく「足るを知る」精神が重要だと思います。
健康になりたくて、断食に興味を持ち読んだ本でしたが、思わぬ収穫がありました。
食欲をコントロールする重要性の理解が深まりました。
ブラウザがIEだとうまく表示されません
ありがとうございました☆ni28でした。
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カテゴリー:教養
タグ:健康
よかった点:テンプレート使って効率化
改善点:リズムがない
8事目/100記事目指す
ni28はカメラマンです
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