新型コロナウィルス(COVID-19)がはやり始めてもう半年以上たちます(2020.10月現在)。
日々情報収集をしています。マスクはちゃんとしたものを使った方がいいなと思うようになりました。いままではウレタン製のものを使っていました。
ここに集めた情報の真偽はわかりません。デマかもしれません。でも、本当の事かもしれません。
今日も医療従事者の方々は新型コロナウィルス(COVID-19)に向き合っています。だから、せめて「マスクはつけて欲しい」という願いを込めてこのブログを書きます。その願いは僕自身に向けたものでもあります。今現在新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で苦しんでいる人がたくさんいる事を、片時も忘れませんように。
目次
- ①コロナウィルスは最強のウィルス
- ①-a 変異株の特徴
- ②コロナの症状
- ③後遺症が結構えぐい
- ④免疫が永続しない
- ⑤空気感染する
- ⑥マスクの効果
- ⑦マスク常用による弊害
- ⑧医療従事者の方々の現状
- ⑨日本政府の対応
- ⑩世界各地の対応
- ⑪PCR検査が全然足りない
- ⑫あなたも感染しているかもしれない
- ⑬世界のコロナ感染状況
- ⑭ワクチンの動向
①コロナウィルスは最強のウィルス
おそらく史上最強のウイルス
■ウィルスの感染方法・増殖方法
ウィルスに感染する→細胞内で増殖する→症状が出る
・基本的に一般的なウィルスの感染と増殖の方法は1つずつと言われている
→しかし、新型コロナウィルス(covid-19)は「3種類の感染受容方法」と増殖のためにプロテアーゼ(酵素)を「8種類利用できる」
■3種類の感染受容方法
①受容体を使う
・いままでは「ACE-2」だけだと言われていたが、それだけでないことが判明。つまり、細胞に入るためのドアが複数ある
②フーリンと呼ばれる別の酵素を通して、ヒト細胞を攻撃または結合できる
③新型コロナウィルスのスパイクタンパク質(突起の部分)がヒト細胞のGRP78と呼ばれる受容体に結合できる
→つまり感染を防止するための薬や増殖を抑えるための薬を作ることが非常に困難である可能性が高い
新型コロナウイルス(covid-19)特徴
・感染性が極めて強い(少量のウイルスでも感染)
・ごく少量のウイルスでも死滅せずに発症する可能性がある(検査で陰性と出ても発症する可能性も)
・誰が感染しているかわかりにくい
・致死率が低い(感染者が生きている限り、ウイルスは死滅しないので社会全体のウイルスの絶対量が増えていく)
・発症期間が極めて長い(ウイルスの外部への放出期間が長い)
『パンデミック報告書』(2018)より:ジョンズ・ホプキンス大学健康安全保障センター
地球規模の破滅的な生物学的リスク(GCBR)の7つの特徴
①人から人への高い感染力
②そこそこの致死率
③医学的対策の欠如
④住民に免疫がない
⑤病原性因子によって免疫システムを回避できる
⑥呼吸器系にまん延する
⑦潜伏期間中に感染する能力がある
↑これらはほぼ新型コロナウィルスとの特徴と一致する
そのほかにも
●DNAウィルスよりもRNAウィルスの方が懸念される
→新型コロナウィルスはRNAウィルス:変異性が高い
□パンデミック報告書は破滅的な戦争にも警鐘をならしている
新型コロナウィルスのリスク
①パンデミックそのもののリスク
②経済破綻のリスク
③地政学的な戦争のリスク
鼻→肺→血管→多臓器→全身炎症
■肺が炎症していても知らない間に悪化
→「幸せな抵酸素症」
■免疫の暴走(サイトカインストーム)
・肺に入ったウィルスが血管を通して、各臓器へ
→血管内被膜細胞に侵入する
→正常な細胞も免疫細胞が攻撃(サイトカインストーム)
→細胞の周りに血小板が固まる
→血栓ができる
→体のいたるところで起きて多臓器不全になる
■鼻→脳(髄膜)
・(症例)1~2年の記憶がない後遺症があった
●ウィルス侵入期
□ウィルスの侵入や増殖を抑える「抗ウィルス薬」
・レムデシベル
・アビガン
□全身に広がった炎症を抑える「免疫抑制薬」
・アクテムラ
□上の両方の効果が期待できる薬(「抗ウィルス薬」&「免疫抑制薬」)
・フサン(すい炎の薬)
コロナは絶滅しないかもしれない
2020/10/21
英政府の非常時科学諮問委員会(SAGE)は21日、英議会に対して、新型コロナウイルスが絶滅する可能性は低く、「永久的に」存在するだろうと述べた。
参考サイト:新型コロナ、絶滅の可能性低い=英科学諮問委
変異ウィルスへの急激な置き換わり(2021/3/24)
WHO(世界保健機関)の公表
●イギリス・南アフリカ・ブラジルで変異した新型コロナウィルスの割合が高くなっている
→それぞれ従来のものより感染力が高いと推定されている
○イギリス変異株→125の地域
○南アフリカ変異株→75の地域
○ブラジル変異株→41の地域
参考サイト:新型コロナ “変異ウイルスへ急速に置き換わる“ WHOが報告書
スーパー抗原:免疫系のT細胞の過剰な反応を引き起こすたんぱく質 に酷似している
2020/10/20
■「小児多臓器炎症症候群(MIS-C)」と呼ばれる重篤な疾患を発症することがある
・無症状感染後に発症する場合もある
■ウィルスが便の中に最大1ヶ月潜んでいる
・気管からいなくなった後でも、消化器系で複製することがわかっている
→便を使った検査方法
■免疫系の過剰な反応を誘発する
・新型コロナウィルスのスパイクの一部が、スーパー抗原として知られる細菌毒素に似ている
※スーパー抗原:免疫系のT細胞の過剰な反応を引き起こすたんぱく質
→炎症の連鎖を引き起こし、体の多くの部分に永続的な損傷を与える
■ブドウ球菌腸毒素B(SEB)に似ている
※ブドウ球菌腸毒素B(SEB):細菌によって作られる最強の胃腸毒素の一つ
■疾患の長期化
・有色人種でより多く見られる
・MIS-Cで心臓が傷つけられ、生涯にわたる影響が懸念される
参考サイト:新型コロナが「スーパー抗原」の可能性、一部が細菌毒素に酷似
武漢研究所“コロナウイルスから流出したのか??
2021/6/1
■「新型コロナウイルスは中国・武漢の研究所で実験室で作成された」などと主張する論文
・英ロンドン大学セントジョージ校のアンガス・ダルグリッシュ教授と、ノルウェーのウイルス学者、ビルガー・ソレンセン氏が共同執筆したもの。
・両氏は、ワクチン開発のために新型コロナウイルスのサンプルを分析した際、実験室の操作でしか得られない「ユニークな痕跡」を発見したと主張している。
・論文によると、新型コロナウイルスは、自然界に存在するウイルスに人為的に手を加える「機能獲得研究」という研究過程で中国の研究者によってつくられたといい、中国の洞窟に生息するコウモリから発見された天然のコロナウイルスに、新たな「スパイク」を継ぎ足して、致命的で感染力の高いウイルスに変異させたと主張している。
・論文では、ウイルスを操作した痕跡として、ウイルスのスパイクに正電荷のアミノ酸が4つ並んでいる「極めて珍しい」構成が見つかったことや、新型コロナには信頼できる「自然的な先祖」がいないとも指摘し、武漢研究所から流出した可能性が高いとしている。
参考サイト:武漢研究所“コロナウイルス製造”英紙衝撃の報道! 近く論文発表「実験室の操作でしか得られない痕跡」 識者「国際的に懸念すべき資料あるというアピールに」
①-a 変異株の特徴
デルタ株の脅威
2021/6/23
☆「より伝播しやすく、重症化もしやすくて、ワクチンを逃れるという3つの要素が組み合わさったデルタ株は非常に危険です」
■伝播しやすい
・先週、英国での新たな感染例の90%以上がデルタ株となり、5月1日以降、新規感染者が急増した。
・ウイルスの適応力や複製力を向上させる変異は、世界中でそれぞれ独自に進化する傾向がある。伝播しやすいデルタ株やそれに近い変異株、そしてアルファ株は、いずれもスパイクタンパク質の681番目の位置に変異をもつ。この位置の変異は、細胞へのウイルスの侵入や拡散を容易にする進化上のゲームチェンジャーであると考えられており、現在、世界中の新型コロナウイルスの間で急速に広がっている
■入院リスクが高い
・アルファ株の2倍
■デルタ株は免疫系から逃れられる特徴がある
・デルタ株スパイクタンパク質の478番目の位置に、弱い中和抗体からウイルスが逃れやすくなる変異
・デルタ株と確認された全患者の31%が、一度新型コロナに感染したことがあるか、少なくとも1回のワクチン接種を受けていた。
英変異株は感染率も致死率も高い
2021/3/11
●英国で昨年9月に見つかった新型コロナウイルス変異株について
・それまでに感染の主流だった他の新型コロナ株と比べて致死率が30─100%高いことが明らかになった。また、英変異株「B117」は遺伝情報の23カ所に変異があり、すでに100カ国以上で感染が確認されている。感染率は従来株より40─70%高いとされている
(英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に掲載された論文)
参考サイト:新型コロナ英変異株、致死率「格段に高い」
「スパイクタンパク質」が心臓の細胞に悪影響を与える
2021/9/7
■新型コロナの「スパイクタンパク質」が心臓の細胞に悪影響を与えるとの研究結果、ウイルス本体が消えても人体へのダメージが続く可能性がある
●これまでの研究により、新型コロナウイルスは肺だけでなく心臓や腎臓などの臓器にも血栓を生じさせることが分かっている
●さらに、心臓の血管にある細胞を新型コロナウイルスのタンパク質にさらす実験により、直接ウイルスに感染していない心臓の細胞がウイルスのタンパク質によりダメージを受ける可能性があることが確認された。
●研究チームが、心臓の微小血管にある周皮細胞をスパイクタンパク質に暴露させた結果、細胞の正常な機能が阻害され、サイトカインストームと呼ばれる異常な炎症反応の原因物質が分泌されることが分かりました。
●体内を循環するスパイクタンパク質が血管内の細胞の機能不全を引き起こす。
→感染部位から離れた臓器の血管に障害を発生させる可能性を示唆
→血管が損傷し血管透過性が亢進している患者(高血圧・糖尿病・肥満などの基礎疾患)は危険
・なぜなら、スパイクタンパク質が容易に周皮細胞の間に広がり、微小血管の障害を引き起こしたり悪化させたりするおそれがあるから
参考サイト:新型コロナの「スパイクタンパク質」が心臓の細胞に悪影響を与えるとの研究結果、ウイルス本体が消えても人体へのダメージが続く可能性
②コロナの症状
歯周炎が重症化をもたらす可能性がある
①歯周炎により細菌が血流に入る
②炎症性サイトカイン(IL-6)の放出が促される
③口腔内の新型コロナウィルス(covid-19)がIL-6を増強する
④サイトカインストリームを引きおこす
⑤肺炎や慢性閉塞性肺疾患の要因になる
コロナ無症状感染者に心筋炎の所見がある
□心筋炎は心臓病のリスクを高める
□心筋炎はウィルス感染によるものが多く、通常は倦怠感などの症状を伴う
参考サイト:コロナ長期合併症軽視するな
傷ついた心筋細胞は回復しずらい
■心筋細胞は50年かけて3割くらいしか細胞が入れ替わらない
・新陳代謝が極めて遅い
・心臓の特徴
参考サイト:不可能に挑む!心臓の次世代再生医療
コロナは脳細胞にまで侵入する
■新型コロナウィルス(covid-19)の主な攻撃先
・肺(ACE2というタンパク質を利用して細胞に感染し、肺に多く存在する)
・腎臓
・肝臓
・血管
・神経症状
■マウスモデルの実験で脳感染の可能性が高くなった
●「静かな感染」
・脳細胞の機構を利用して自己複製するが、細胞を破壊することはない。近接する細胞から酸素を奪い、衰弱死させる
●「新型コロナウィルスは回避メカニズムをたくさん持っている」
参考サイト:コロナ「脳細胞にまで侵入する」という新事実
血の塊が脳や足に…血管が一夜にしてボロボロになる
■コロナ脳梗塞
・血管が一夜にしてボロボロになり頸動脈や大腿部の太い血管が炎症を起こして詰まる
→重度の脳梗塞・足の壊疽・半身まひ・足の一部を切断
新型コロナは赤血球・白血球を変化させてしまう
2021/6/30
■COVID-19患者は血液循環とそれに伴う酸素輸送が阻害される
・研究チームは、COVID-19の急性患者17人と、COVID-19から回復した14人、および感染のない健康な24人から400万個もの血球を採取。分析を行った結果、COVID-19を患った人の血球のサイズが、健康な人とは大きく異なることが判明しました。これはCOVID-19患者の細胞がダメージを負ったことを意味しており、COVID-19患者に血管閉塞や肺の塞栓症が多いことを説明する。
→赤血球の酸素輸送というタスクも阻害される
・加えて、COVID-19患者は白血球の一種であるリンパ球が「著しく柔らかくなっていた」ことも判明。
・急性の感染があった場合には免疫細胞の「骨格」となる部分に大きな変化が生ずることから、Long covidと呼ばれる長期の症状がみられるのではないかと研究チームは示している。
参考サイト:新型コロナは赤血球・白血球を変化させてしまう
③後遺症が結構えぐい
健康な若年の感染者でも、心臓血管系への影響
2021/5/17
■新型コロナウイルス感染症に罹患したグループは健康なグループに比べて、血管が硬く、弾力性が低い。脳へ血液を送る頸動脈の膨張性は27%低く、弾力性も22%低かった。また、心臓からの血液を全身に運ぶ大動脈にも影響がみられた。
■新型コロナウイルス感染症から回復した人の血管に変化がみられることは他の研究結果でも示されている。仏ストラスブール大学の研究チームは、2021年3月23日に発表した研究論文で「新型コロナウイルスへの感染者は、重症度にかかわらず、最長3ヶ月にわたって、血管内皮機能が低下する」ことを明らかにした。
■アパラチアン州立大学の別の研究チームが2021年1月15日に発表した研究論文では、新型コロナウイルスへの感染が確認されて3〜4週間経過した若者の血管機能に変化がみられることが示されている。
無症状・軽症でも脳梗塞リスクは高くなる
2021/5/2
■新型コロナでは凝固異常が生じる
●過剰な炎症反応に伴い血管内で凝固異常が生じる
→肺塞栓・心筋梗塞・脳梗塞・深部静脈血栓症…などが生じる
■シンガポールからの報告 (JAMA Network Open誌)
●新型コロナと診断され数ヶ月経過した後に脳梗塞と診断された18人についての報告
・18名は全員男性であり
・17人が無症状、1人が下痢のみの軽症
・18名の年齢の中央値は41歳
⇔一般的な脳梗塞を起こす年齢(70歳前後)
■無症状、軽症であっても後遺症が8ヶ月以上続く、という別の報告も出ている
1/3が長期的な精神症状や神経症状
2021/4/7
■23万人の電子カルテを分析
・イギリスの研究(英オックスフォード大学)
●新型コロナから回復した人の34%が感染から半年以内に神経疾患または精神疾患の診断を受ける
●1/50の割合で虚血性脳梗塞(脳に血栓ができる)になっている
参考サイト:新型コロナ感染者、3分の1に「脳疾患」の症状 英研究
検査を受けてもただの心理的な症状と周囲に相手にされず
2021/4/3
■新型コロナに感染し、自分の症状を公表した最初の疫学者はポール・ガーナーだ
●2020年3月発症
・検査を受けるも「陰性」
→4か月たつも症状が続く
-安静にしていても心拍数があがる
-日の当たる場所にしばらくいるとぐったり疲れる
-胃腸の調子が悪い
-耳鳴り
-胸痛
→その後症状が悪化して入院
→新型コロナウィルスと診断される
■新型コロナは神経毒性を持つ疑いがあり、血液脳関門を突破して脳内に入り込む数少ない病原体と考えられる
■新型コロナに感染して回復した人でも、抗体を持たない人は多い
■ヘルパーT細胞とキラーT細胞の働きで回復するケースがある
■ロングホーラーが感染前と同じペースで仕事をこなすのは難しい。かといって障害者枠に入るかどうかは微妙だ。「若年層に見られる(ウイルス消滅後も)長く続く症状が慢性疾患かどうかは数カ月、1年、あるいはそれ以上待たないと分からない」と、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は述べている。
参考サイト:「ウイルスは検出されず」でも重い症状が何カ月も…偏見とも闘う長期患者の苦悩
コロナ後遺症の仮説2つ
2021/4/2
■コロナ後遺症の仮説は2つ
①脳のウィルス感染説
●神経系合併症が67%(フランス研究)
・慢性疲労症候群(CFS)が増えている
・脳神経にダメージ→神経変性性疾患
→認知症
→偏桃体に影響して感情の希薄化
●感染症→慢性的な神経疾患は今まで指摘され続けている
・スペイン風邪→嗜眠性脳炎など(筋肉がこわばる病気)
・エイズウィルス→感染者の25%に認知症が見られた
●脳細胞へのウィルス定着の可能性
・ウィルスは侵入すると休眠して数年後に活動する可能性がある
・癌との類似点があり転移の可能性がある
●コロナ患者の脳の検査
・脳細胞の萎縮や変色、酸素欠乏
・細胞死→血管がつまる
②自己免疫説
●感染後も免疫系活性化がつづく
→静かな戦争がつづく
・実際コロナで感染した患者の自己抗体は劇的に増加している例が多かった
※自己抗体が免疫細胞を攻撃する
■ウィルスの感染経路
●鼻→肺→腎臓→肝臓
●血管→血管壁の内皮細胞(ACE2が多く存在)
→脳は血管の塊
・血液脳関門が壊されるとさまざまな物質が流入
→例えば白血球:戦車⇔誘導ミサイル:自己抗体
→周辺細胞を破壊
新型コロナ関連の小児病MIS-Cで10歳の少年が両手と両脚を切断
2021/2/24
■「小児多臓器炎症症候群=MIS-C」で両手と両足を切断
・「小児多臓器炎症症候群=MIS-C」はかなりめずらしい病気
・「小児多臓器炎症症候群=MIS-C」にかかった99%が新型コロナに感染している
■「小児多臓器炎症症候群(MIS-C)
・心臓、肺、腎臓、脳、皮膚、眼球、胃腸など、全身のさまざまな部位が炎症を起こすもの
【症状】
・発熱、腹痛、嘔吐、下痢、首の痛み、発疹、目の充血、倦怠感
難聴や耳鳴りなどの症状が報告されている
■新型コロナの聴覚に関する24の論文を分析(マンチェスター大学)
●7.6%の患者が難聴の症状
●14.8%の患者が耳鳴りの症状
●7.2%の患者がめまいの症状
・はしかやおたふく風邪ではウィルスが内耳という耳の器官に感染することで難聴を引き起こすとされている。
※研究チームは「新型コロナが原因なのかはわからない」としている
参考サイト:新型コロナで難聴の症状か 英大学が研究結果発表
「耳鳴り」の後遺症で自殺
2021/3/21
■米レストランチェーン「テキサス・ロードハウス」最高経営責任者(CEO)のケント・テイラー(65)が今月、自殺した。家族によると、テイラーは新型コロナウイルス感染症から回復した後、ひどい耳鳴りなどの後遺症に悩んでいた。
・耳鳴りはコロナ感染の後遺症としてよく報告されている
■耳鳴り
・不安症やうつ病の共依存を増加させる
→耳鳴りのある人の33%がうつ病
→45%が不安症
●耳鳴りは生活の質低下につながる症状だ
無精子症になるかもしれない??
●新型コロナウイルスから回復した男性の5人に1人が、精子が全く生産されない「無精子症」になっていることが示された。
●研究者たちは新型コロナウイルスに感染した男性が、おたふく風邪にみられるのと同様の睾丸の痛みを経験しているという報告がいくつもあがっていると述べた。
※長期的なデータがないのでまだなんとも言えない
精子の細胞死や炎症、酸化ストレスが増加する恐れがあり、生殖能力が低下するかもしれない
2021/2/1 生殖医学専門誌「リプロダクション」
●男性の生殖器系がCOVID-19の影響を受け、損傷を受ける可能性を示す直接的な実験証拠が初めて得られた」と結論づけている
→しかし、まだ「決定的な証拠はない」としている
●実験
・コロナ感染者84人に60日間にわたって分析(10日間ごと)
・健康な105人と比較
→精子細胞の炎症と酸化ストレスを示すマーカーが高かった。
酸化ストレス:体内の活性酸素と抗酸化作用のバランスが崩れた状態を指す
→DNAやたんぱく質を損傷させる可能性がある
covid-19をキッカケにギランバレー症候群になる可能性がある
■ギランバレー症候群は呼吸器感染が原因といわれている
■ギランバレー症候群とは
・末梢神経に障害
→手足のしびれや筋力の低下、脱力、痛みが生じる
●症状
・手足の力が入りにくくなることが多い
・全身がピクリとも動かなくなることもある
・ペットボトルやプルタブの缶の蓋があけられなくなる
・階段の上下が困難になる
■原因
・免疫システムが関係していると考えられている
・細菌やウィルスと神経は似ている部分があり、免疫システムが誤って神経を攻撃してしまうと考えられている
■治療
・疾患もピークは最長で4週間といわれている。それ以降は回復に向かう
参考サイト:ギランバレー症候群の原因や症状とは
無症状だった人にも後になって後遺症がでてくる(2021/2/10)
■後遺症に苦しむ声
・歯磨きで息切れする
・牛乳パックも持てない
・体が鉛になったようなずっと上から押さえつけられているような状態
・寝たきりの状態は8か月続き、牛乳パックすら持てない激痛
■後遺症の症状
・倦怠感(95%)
・気分の落ち込み(86%)
・思考力低下(83%)
・息苦しさ(75%)
・脱毛(50%)
・味覚障害(30%)
■若い人にも広がっている
☆無症状だった人にも後になって後遺症が出てしまうという恐ろしさが見えてきた。若いからかかっても大丈夫ということはない。
(平畑医師)
■治療
・発症から4か月たっても症状がある人が27%いた
・基本は対処療法で症状をやわらげるしかない。
・すっきるすまでに6か月くらいかかる
・主にサプリと漢方(平畑医師)
■社会の認識が低い
・血液検査などで何もひっかからないので難しい部分がある。
完治者の10人に9人が後遺症
■完治後6~7ヶ月に残る後遺症
・倦怠感(一番多い)
・集中力低下
・心理的、精神的後遺症
・嗅覚の損傷
・味覚の損傷
・記憶力障害
オックスフォード大学が58人の感染者を観察
2020/10/20
英オックスフォード大学の研究者らが実施した小規模な研究によると、新型コロナウイルスに感染した患者の半分以上で、数カ月間にわたり息切れや疲れ、不安、うつなどの症状が続くことが分かった。
後遺症に関してわかってきたこと(2020/10/24)
LONG COVID:4つの病態が複合的に絡み合った病態(国立衛生研究所(イギリス))
(1) 肺、心臓への恒久的障害:軽症例や入院を要しなかった症例でも報告されている
(2) 集中治療後症候群:集中治療室(ICU)在室中あるいは ICU 退室後,さらには退院後に生じる身体障害・認知機能・精神の障害を指すものであり、多くは重症例でみられる後遺症
(3) ウイルス後疲労症候群:記憶障害、睡眠障害、集中力低下などの症状
(4) 持続するCOVID-19の症状:倦怠感や呼吸苦、関節痛、胸痛、咳、嗅覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、味覚障害、頭痛、痰、食欲不振、ノドの痛み、めまい、筋肉痛、下痢などの、新型コロナの急性期にみられた症状が持続している
■国立国際医療研究センター(日本)の臨床報告より
・60日経った後にも、嗅覚障害(19.4%)、呼吸苦(17.5%)、だるさ(15.9%)、咳(7.9%)、味覚障害(4.8%)があり、さらに発症から120日経った後にも呼吸苦(11.1%)、嗅覚障害(9.7%)、だるさ(9.5%)、咳(6.3%)、味覚異常(1.7%)が続いていた
・発症から92日経ってから嗅覚障害が出現した人もいた
・全体の24%で脱毛がみられました。脱毛の持続期間は平均76日で、発症後30日くらいから出現し、発症後120日くらいまでみられることがあるようだ
参考サイト:日本からの新型コロナ後遺症の報告 約2割が発症約1~4ヶ月後に脱毛の症状も
twitterより
20代コロナ患者@後遺症闘病生活
@coro_koui_sho
20代コロナ患者@後遺症闘病生活
@coro_koui_sho
今月頭にコロナに罹患した20代です。検査の結果既に陰性にはなっていますがこのような症状が出ています。
・就寝前と起床後の徐脈(40台)
・数日に1度立っていられないほどの失神のような睡魔
・味覚と嗅覚が未だに分かりにくい。
・胸部圧迫感
・夜になると微熱が出る
・激しい下痢
・暑くないのに体が火照り汗が出る
・頭が重くフワフワする
・疲れやすくいつもと同じ生活が出来ない
・なんとなく不安な気持ちが続く
これらの症状が続いています。
体の不調も勿論ですが精神的にも不安定な日々が続いております。
ちなみに、罹患する前は心身ともに健康体そのものでした。
寝る前に胸の上に重石を乗せられているような感覚になりこのまま寝たら死んでしまうのではないかという不安感。
何をしていても焦燥感が常にあります。
また味覚や嗅覚が不自由なため食欲が皆無でここ1ヶ月で5kg以上落ちました。
大好物だったお寿司も口に入れても食感と醤油の塩気と酸味だけが口に残り全く美味しいと感じなくなりました。
ほかの食べ物でも同様です。
甘い、辛い、しょっぱい、酸っぱい等大まかな味は分かりますが細かい味が全く分かりません。たとえばカップ麺の塩と醤油の味の見分けがつきません。
立ち仕事をしていた私ですが1時間立っていることもつらくたっているだけで息切れすることもあります。
深呼吸してもちゃんと吸えていない感覚。胸をずっと誰かに押されている感覚。
あと寝汗を異常な程にかく様になりました。気のせいかもしれませんが睡眠が浅くなり、悪夢を見ることが多くなりました。
精神的にかなり来ているようです。
また、もともとお酒が好きでよく飲む方、かなり強い方でしたが1.2杯飲んだだけですぐに気持ち悪くなるようになりました。
また、趣味の筋トレやストレッチ等も今まで通り出来なくなりました。重いものを持ち上げると胸部不快感が増し、息がし辛くなります。散歩も1kmも歩かないうちに息が上がります。
また疲れた時に座るだけでは疲労感が取れず横になっても胸騒ぎがししばらくは落ち着きません。
寝起きの不快感が異常で一時間はベッドから立つことも出来ないほどの倦怠感と頭のボヤボヤ感が続きます。その事から寝ること自体が鬱になります。
このような症状が未だに続いています。
ただメディア等では一切後遺症については触れません。
同じように苦しんでる方との情報共有がしたいと思いこのアカウントを開設致しました。
どうかフォローよろしくお願いします。
twitterより
イオ@コロナ闘病中(21歳)学生
@ioio060
イオ@コロナ闘病中(21歳)学生
@ioio060
コロナの事実を一個人として話します。
4月1日発症→4月7日陽性→5月9日陰性 息切れが続いております。
肺炎患者 軽症 アビガンなし youtubeでは文字では伝わりずらい経験談や注意してほしいことコロナの辛さを言葉に表して伝えてます。是非、参考にしてください。
コロナの痛みを具体的に表すとろっ骨が折れたままインフルエンザとノロウイルスと2日酔いに同時に感染しながら高山病にかかってる感覚でした。意識消えかけます。一種の拷問かと思いました。ピークを過ぎて治ったかと思えば3ヶ月以上微熱が続いて頭おかしくなりそうです。ちなみに軽症です
twitterより
M コロナ陽性〜陰性〜再陽性(再燃?再感染?)〜コロナ後遺症〜後遺症に苦しむ現在。
@ayulovedisuki
M コロナ陽性〜陰性〜再陽性(再燃?再感染?)〜コロナ後遺症〜後遺症に苦しむ現在。
@ayulovedisuki
コロナ肺炎に3月に感染しました。3月25日にコロナ発症。29日に高熱。31日pcr検査。4月2日に陽性。高熱、吐き気、下痢、味覚嗅覚、息苦しさ、動悸、頭痛、咳、痰。4月23日に微熱ありましたが二回陰性で退院。5月頭から息苦しさ再発。18日に再陽性。再陽性からの陰性後いまだ、後遺症で不整脈、胸痛、息苦しさあります。
8日まで1番辛いときベッドの空きがなく自宅待機。8日に国際医療研究センターに入院。検査をしました。
CT.血液検査.レントゲン.尿検査しました。かなり派手に肺がやられてると言われました。もう8日には微熱だったため、10日に軽傷患者の病院に転院。23日に陰性二回だして退院しました。まだ微熱はありました。37.4から37.0を行き来していました。
退院してから5月頭にまた体調が悪くなり、息苦しさ、不整脈が再発。5月8日に病院にいき、CT、レントゲン、pcr検査、心電図、血液検査しました。pcr検査は陰性。心電図にかすかな異常があり薬をもらい帰宅。5月18日に予約を先生がいれてくれたため、病院へ
レントゲン、心電図、血液検査、pcr検査を先生がしてくれました。心電図は戻ってました。息苦しさはありましたが、帰宅。20日に先生から電話があり、再陽性がでたと。ウイルスの再燃だと思うと。先生から保健所に連絡していただき、21日に再入院。
29日に陰性二回だして退院。そのあとも不整脈、息苦しさ、胸痛あるので、心臓エコー、24時間心電図しました。不整脈がたくさんでていました。
ちなみにコロナ前に不整脈なんかありませんでした。7月、まだ症状あり格闘中です。コロナ後遺症について、早く解明され完治したいです。
ちなみに、最初の陽性でて、保健所から連絡きたとき、救急車はいくら辛くても死にそうになっても呼ばないように言われました。都からの決まりだと言っていました。夜中にすごく体調悪くなったら、夜中に繋がる病院を紹介するという電話番号教えられました。
夜中にかけてみましたが、繋がりませんでした。救急車は呼ぶな、電車番号は繋がらない。。。最悪です。新宿区に住んだことに後悔しました。保健所は何もしてくれないです。助けてもくれないです。考えなおしてほしいです。なんの権限があるかわかりませんが、おかしな話です。
私は、後遺症も辛いですが、いまだに保健所が言った言葉も忘れません。死にそうに辛くても救急車はよばないでください。いける病院を紹介しますので、タクシーなどは使わず自分で病院に行ってください。いけるわけねーだろ。絶対、絶対忘れません。40度の熱で行ける人いるんですか?自分の命は自分で守ってください。
ちなみに、私は自宅待機中、辛すぎて遺書も残しました。それくらい覚悟するくらいコロナは発症したら辛いです。あと、私は高齢者、ハイリスクな人に移したら殺人だと思います。人に移さないためにも絶対にマスクはしてください。自分が感染者と思って行動してください。人に思いやりがある行動してください!コロナ脳と馬鹿にする人いますが、私は、高齢者、持病があるハイリスクな人にうつしたら殺人と思っています。自分自分みたいな考えやめてください。
コロナはただの風邪言ってる人いますが、風邪がドアノブでうつりますか?
ただの風邪なわけないでしょ!
そんなバカな発言してる人、感染して重症化してから言ってください。
④免疫が永続しない
回復した人の3割が十分な抗体を持たず(中国の研究結果)
2021/4/13
■「回復した人の3割が十分な抗体を持たず」と中国の研究結果:新型コロナウイルス
<中国の復旦大学の研究チームは、軽度の新型コロナウイルス感染症から回復した175名を分析し、被験者の約30%は抗体レベルが極めて低いことがわかった……>
●獲得免疫:病原体固有の免疫的な記憶を獲得することで生体を防御する働きであり、病原体に対抗するためのタンパク質、すなわち「抗体」が重要な役割を担う。
■新型コロナウイルス感染症の発症後、10日から15日経過すると、新型コロナウイルスに固有の中和抗体が認められ、これが持続する。
・しかしながら、被験者の約30%は抗体レベルが極めて低く、そのうち10名はその抗体力価が検出可能な最低レベルを下回っていた。また、高齢であるほど抗体レベルが高い傾向があり、60歳から85歳の被験者は、15歳から39歳までの被験者よりも、抗体力価が3倍高かった。
回復期には抗体が減少する
■発症から数か月後に抗体が低下する
■人の免疫には2種類
○「液性免疫」:抗体の指標
○「細胞性免疫」
→まだ免疫ができないかどうかはわからない
⑤空気感染する
インド株は感染力が強い(デルタ株)
2021/6/22
■“インド型”の感染力 富岳が分析 感染リスク減らすには約2メートル必要
・西村経済再生担当相は、これまでのウイルスでは、感染リスクを低く抑える相手との距離を1メートルとしていたが、インド型変異ウイルス・デルタでは、2メートル近く必要になるとの分析を明らかにした。
・インド型がこれまでのウイルスよりも2.25倍感染力が強いと想定して、スーパーコンピュータ「富岳」の分析を元にして行った試算によると、これまでは感染リスクを低く抑える相手との距離は1メートルとしていたが、インド型では1.9メートル必要だとしている。
感染経路に関する最近の考え方(2020/10/7)
☆CDC(米国疾病対策センター)が発信するガイドラインより
※CDCが発信するガイドラインは信頼性が高いとされる
■主要な感染経路は飛沫感染
■空気感染を認める
→避けた方がいい場所
・換気の悪い閉鎖空間
・呼吸の荒くなる場所
■接触感染:頻度としては高くない
◇危険な場所
-コールセンター
-レストラン
-合唱の練習
○感想
マスクをすれば会話による飛沫を抑制できるから、マスクはつけた方がよさそうだ。
参考サイト:新型コロナはどのように感染する? 感染経路に関する最近の考え方
⑥マスクの効果
一定割合の人がマスクをすればcovid-19は抑えられる研究結果
●数学的モデルを使って解析した(ケンブリッジ大学)
・基本再生産数(一人がどれだけ拡散させるか)が2.2なら50%の人がマスクを
・基本生産数が4なら75%の人がマスクを
常につけると流行は広まらない
→ロックダウンとマスクが効果的
マスクが感染を抑えるのはあきらか
■コロナは発症前に感染性のピークがある
・無症状の時から人にうつしている
■会話の飛沫を防ぐ
■マスク義務化で新型コロナ患者数が減った
■飛沫を浴びて感染した場合も重症化しにくい
・暴露量が多いほど重症化する
■マスクの種類
・N95やサージカルマスクと通常のマスクは同等の濾過効果がある
・バンダナやネックゲイターは何もつけていないのと同じ
参考サイト:マスク着用による新型コロナの感染防止効果について
ウレタンマスクは無意味
2021/8/31
■東京では8月第三週時点でおよそ100人に1人の人が潜在的感染力を持っている事になりますが、実際は、唾液PCR検査の臨床感度(検体採取成功率)や検査対象者の抽出法などから、その2.5倍に当たる2.2%=50人に1人がウイルスを人に移す能力を持ちながら出歩いている可能性があるという事になります。
月末時点で既に満員電車一両(200人)の中に10人近いスプレッダ(感染能力のある人)が存在する可能性があり、通勤通学などの日常生活で感染するリスクが極めて高い状況となっています。
■N95や、KF94のような高性能レスピレータ(高性能マスク)は、90~95%程度の感染抑制効果があり、二重マスク化した不織布マスクもそれに準ずる80~90%程度の感染抑制効果があります。
■マウスシールド、フェイスシールド、ウレタンマスク(スポンジマスク)は防御能力が皆無と言って良く、使ってはいけません。無意味です。布マスクもエアロゾルに対する防御能力が殆ど無いため、使うべきではありません。
■筆者は、二重マスク(不織布マスクの上から布マスク等で押さえる)、KF94、KN95マスクを強く推奨しています。先ずはお手軽マスク強化法をCDCの記事から要約します。
■価格も韓国製のMFDS(食品医薬品安全処)許可品で一枚35円程度とお手軽で、汚損・破損しない限り1日使えます。一方で不織布マスクは、長くても四時間程度で要交換です。
1)韓国製である(Made in Korea)
2)MFDS許可品の表示が必ずある
3)一枚一枚個別包装(個包装)である
■なお、二重マスクやKF94、KN95であっても100%安全という事ではなく、あくまでウイルスが透過する確率を大きく下げるものです。δ株は、患者からのウイルス放出が在来株の数万倍ともされており、マスクだけでは危険です。マスクは、あくまで社会的距離の確保と換気を補完するものです。
⑦マスク常用の弊害
赤ちゃんは1歳までに人の顔見る事が重要
■生まれたばかりの赤ちゃんたちは表情を理解していない
・「人の表情」が「人間としての反応と感情」を学ぶ基礎
・赤ちゃんは大人の顔から学ぶ必要がある
・乳幼児たちは生後1年の間、人々の顔に集中的に注意を向け続ける
→マスクで表情が見えなくなることで、赤ちゃんの「人の感情を把握する学習」を阻害している
参考サイト:マスク社会がもたらす「本当のディストピア化が何か」に気づいた。それは表情を学ぶ機会を失った赤ちゃんたちによる「人の感情を理解しない人々の社会」の誕生
⑧医療従事者の方々の現状
自宅で急変→死亡が全国で500人に
新型コロナウイルス重症患者向けの病床使用率が100%になった(大阪市)
2021/4/29
■「うちに入れることはもう諦めてください」
・「これまで、うちの病院のICU(集中治療室)では心筋梗塞や脳疾患の患者さんを受け入れてきました。しかし、それも現在はすべてストップ。病床は、新型コロナウイルスに感染した重症患者さんで埋まっています」
・「私たち医療従事者も夜勤明けでそのまま日勤のシフトが続くこともあったりして、かなり厳しい状況です。そのため、3月末には看護師が10人以上も辞めてしまいました……」
・「最近は患者さんが多すぎて、ICUとコロナ病棟は常に満床の状態です。一般病棟だったところもすべて重症病床になりましたが、それでもとても追いつきません。毎日1~2床のベッドが空いたとしても、すぐに埋まってしまう。その繰り返しなんです。」
・
■“80歳以上の患者さんは受け入れない”という決定が下された
●変異株の影響
・入院患者の8割が変異株の感染者
→一般病棟にいる患者さん全員が、少し前ならICU行きといわれていたレベル
・若い患者が増えてきている
→メインは40~60代
-20~30代で人工呼吸器もある
・悪化するまでの“スピード”が速い
→以前は2~3日かけて少しずつ進行していくケースが多かった
→変異株に感染している患者さんだと数時間で急激に悪化することがある
(大阪府内で新型コロナウイルス重症患者の受入れ先になっている病院の看護師)
■2021年4月22日には大阪府がついに“新型コロナウイルス重症患者向けの病床使用率が100%になった”と発表した。
救急搬送先がない(大阪市)
2021/4/26
■「もう救急行政が機能しないような状態が続いている」
・救急車で待機する患者さんが10人いてますと。順番待ちですと言われる
・12時間以上搬送できなかったケースが18件あり、最大で47時間に至った
→搬送先がないため
・「一刻も早く治療したほうがいいと思っても、大阪府フォローアップセンターがその患者さんは自宅待機でと言われれば従わざるを得ない。もちろん、いやいや絶対いかなだめですよ、というんですけど、今の現状、病床がひっ迫しているのもあるし、患者さんに説明してくださいと言われ、自宅に帰ってもらう。心苦しいがそういう状況ですね」(消防隊員の話)
・患者同士の介助もある
→自宅待機を指示されるため
(大阪市消防局で10年以上救急隊員として勤務する男性(30代)の話)
参考サイト:これはもう救急じゃない 救急隊員が語る「コロナ患者搬送」の現実 順番待ち、家に帰す、患者同士の介助…
ブラジル:コロナ死者30万人突破→医療崩壊が現実味
2021/3/24
■ブラジル
●累計死者数が30万685人
●1日あたりの死者数が3000人を超えた
●新規感染者は連日8万人を超える
●集中治療室(ICU)の占有率が8割を超えた
看護師の死:1000人超(44カ国 2020/8月中旬時点)
■少なくとも1097人が亡くなっている
・明確に記録にあるものだけ
・実際にはもっと多いだろう
■感染者に占める医療従事者の割合は10%くらい
・300万人くらい感染した可能性がある
⑨日本政府の対応
ワクチンは作れず、PCRやシーケンスの能力も世界から周回遅れ
2021/4/7
■ワクチン接種が進まない日本
・欧米諸国ではワクチン接種が進んだうえで変異株対策の議論をしている
■日本の感染症対策を指揮するのは「感染症ムラ」
・厚労省の結核感染症課
・国立感染症研究所
→感染研の職員も公務員なので、民間の研究機関のような競争にさらされていない。最新の論文を読んだり、世界の潮流をウォッチしたりする意欲が乏しい傾向がある。厚労省の職員も、もともと国際的な仕事が多くはありません。本省の職員でも多くは英語ができず、世界的に知られる英医学誌『ランセット』なども読んでいません
■PCR検査能力が低い
・マルチプルPCR(8000件/日)を使わない
→ピペットを使って手作業
・「感染研はPCRを十分にできるノウハウを持っていないから、偽陽性が出るとかいろいろな理由をつけて抑制してきました。その間に世界では技術イノベーションが起きて、ますますついていけなくなっています」
→感染研が“ガラパゴス化”
■シーケンス能力(遺伝子情報を解析)が低い
・2週間かかる場合もある
・感染研が企業や大学に協力要請しない
アベノマスク
■2020/4/1 安倍首相が1住所に2枚マスクを配ることを発表
■経費として466億円を計上
■受注企業に疑問
■評価
・サイズが小さく、息苦しい
・異物混入による配布の中止・回収
・7/27 8千万枚の追加配布
・朝日新聞の世論調査で「役に立たなかった」が81%
・読売新聞の世論調査で「評価しない」が73%
参考サイト:アベノマスク(wikipedia)
⑩世界各地の対応
インドのウッタル・プラデーシュで「コロナ患者ゼロ」を達成
2021/9/17
■「コロナ患者ゼロ」を達成
・インドのウッタル・プラデーシュ州にある33の地区では、過去24時間、新型コロナのアクティブ患者が1人も存在していないと9月10日(金曜)に同州政府が発表した。
・ウッタル・プラデーシュ州の2021年の総人口は約2億4100万人と推定されており、インドで最も人口が多い州
■ワクチン完全接種率は5.8%と低い同州でイベルメクチンの効果を実証
・ウッタル・プラデーシュ州は、家族間の接触者全員にイベルメクチンを予防的に早期使用している州として、インドでも有数の州。また、同州におけるワクチン完全接種率は5.8%と低いにもかかわらず、インド全州の中で新型コロナの発症率が最も低い5つの州の1つとなっている。
誰でも週2回検査を受けられる(イギリス)
2021/4/5
ジョンソン英首相は5日、イングランドで新型コロナウイルスの検査を誰もが週に2回行える体制を整えると表明した。
早期発見・隔離・対策
感染対策がうまくいっている国の特徴
■ITをフル活用して無症状者を隔離
■検査数の多さで早期発見
■対策の圧倒的な決断力の速さ
参考サイト:世界のコロナ対策【成功してる国・失敗してる国】
1億人にワクチン・検査義務付け(アメリカ)
2021/9/10
■約1億人に対しワクチン接種や定期検査を義務付ける一連の措置を発表
●民間企業の多くや政府機関、医療機関の従業員が対象
●従業員数100人以上の企業では、すべての従業員がワクチン接種か毎週の検査を受けることが義務付けられる。
●政府の助成金を受け取る医療機関の従業員約1700万人も、ワクチン接種が義務付けられる。
⑪PCR検査が全然足りない
PCR検査精度は良好
2021/2/13
■調査では、それぞれの検査機関ごとに濃度などを変えた6種類のサンプルを送り、PCR検査などの結果を調べたところ、96.4%から99.8%が正しい検査結果だった。
(この調査は、厚生労働省の委託を受けた東海大学のグループが学会などで作る団体と連携して行ったもの)
PCR検査数(2020.10.14)
■21,220人/日
参考サイト:国内の発生状況など(厚生労働省)
⑫あなたも感染しているかもしれない
コロナ家族感染 “子を残し親が亡くなる”
2021/9/2
■第5波では、40代や50代の世代が重症化するケースが相次いでいる
(埼玉医科大学総合医療センター:川崎市)
「家族で感染が広がり、両親が重症化するケースが後を絶たない。お子さんのためになんとか助けたいとがんばるが、残念ながら亡くなってしまうこともある。社会活動を営み、お子さんを持つ方が突然亡くなるのは、心を無にしてはいられない」と無念の思いを語った。
無症状の感染者がいる
■無症状の感染者とは新型コロナに感染しても、最長14日間とされる潜伏期間に症状が出ない人
■過去に新型コロナに似たウイルスに感染した際に抗体ができ、その抗体が新型コロナに対しても一定の働きをする「交差免疫」が生じているという説などが注目されている
■新型コロナは症状が表れる2~3日前から他人にうつす可能性が海外の研究で指摘されているので、感染が疑われる人は注意が必要
⑬世界のコロナ感染状況
インドで医師1200人死亡
2021/5/30
■インドで医師1200人死亡
・新型コロナウイルス感染の急拡大が続くインドで、医師約1200人が感染によって死亡したことが分かった。医師会が30日までに明らかにした。今月16日だけで医師50人が死亡しており、早期のワクチン接種などモディ政権に対応を求める声が強まっている。
・インドでは5月中旬までに医師の6割以上がワクチンを接種したが、死亡した医師らはほとんどが接種していなかったという。医師会関係者は地元メディアに「ワクチンが重症化を防ぐことは立証されている。できるだけ早く全員に接種すべきだ」と訴えた。
コロナ・パンデミックは1年経って加速している
2021/4/29
■「終息に向かうどころか、加速している」
・「終息に向かうどころか、加速している」
・「米州ではなおパンデミックが猛威を振るっている。複数の南米諸国での年初以降の4カ月の状況は昨年よりも深刻」
・先週の世界の新型コロナ感染症による死者の4人に1人は米州だった
(世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)のカリッサ・エティエンヌ事務局長)
フランスでコロナ死者10万人(2021年4月15日までに)
#B7095A
免疫を「逃避」するP1型変異株(ブラジル)
2021/4/15
■感染力の強い変異株「P1」
・新型コロナが体内侵入する際に重要な「スパイクタンパク質」が変化し、免疫を逃れるメカニズムを作っている(公的研究機関のオズワルドクルズ財団)
■死者数は35万人
・米国に次いで2位
・若年層の重症化も増加。3月、ICUのコロナ患者の半分以上が40歳以下だった
4か月で20万8370人死亡(ブラジル)
2021/5/4
■ブラジルで今年1月1日から4月30日の間に届け出のあった死者は計61万5329人。保健省によると、このうち33.9%に当たる20万8370人の死因が新型ウイルスに関連していた。
■同国では感染対策が軽視されてきたうえに感染力の強い変異株がまん延
■ブラジルの新型ウイルスによる累計死者数は、米国に次ぐ世界2位
参考サイト:今年の死亡者、新型コロナ関連が3分の1_ブラジル
⑭ワクチンの動向
2021/8/21
■ワクチン、接種後の後遺症相談が増加(島根県松江市にあるクリニック 福田内科クリニック 福田克彦副院長)
●福田克彦医師:1年半ほど前からオンライン診療で、県内外のコロナ感染患者や感染の疑いのある患者など、およそ500人の診察にあたっている。
●ワクチン接種後の副反応を訴える患者からの相談が増えているという。
→接種直後ではなく、1週間以上経過してから症状が出る患者の増加です。これは接種1回目、2回目のどちらでもあるという。
■遅延性後遺症
●精神症状
・倦怠感
・うつ
・自殺企図
●皮膚症状
・蕁麻疹症状
・蜂窩織炎
・帯状疱疹
●後遺症全般
・呼吸困難
・動悸
・息切れ
接種率8割でも感染急増(シンガポール)
2021/9/13
■シンガポール、接種率8割でも感染急増
●人口約570万人の同国で、新規感染者は9月12日まで3日連続で500人を超えた。
●ワクチン接種完了率は81%と「恐らく世界一の水準」(オン保健相)
参考サイト:シンガポール、接種率8割でも感染急増
まとめ
○新型コロナウィルス(COVID-19)は、かなりたちの悪いウィルス
○マスクには悪い面もあるけど、感染を抑える効果は確実にある
○感染すると高確率で後遺症が残りそうだ
○日本政府のコロナ対策は感染防止のために機能していない
→コロナ禍は長く続きそうで、その間にかなり高い可能性でコロナに感染すると思われる。なるべく重症化しない(させない)ようにするためにマスクをつけるのが肝要
感想
早期発見・早期治療ができる体制を早く整えて欲しい。
多分、それはオリンピックが終わった後になるだろうと思っている。
オリンピック再延期があれば最悪の結果になると思う。
とにかく、PCR検査が拡充されて、みんなが納得できる社会環境が整えることが重要だ。
ありがとうございました☆ni28でした。
20395文字
150H/かかった時間
カテゴリー:日々のつぶやき
タグ:コロナ日記
よかった点:情報をまとめられた
改善点:参考サイトの扱いがわからない。。
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