こんにちは。カメラマンのni28です。
大学の時に出会った教授の影響で政治・経済・社会に興味を持つようになりました。
教授の勧めてくれた『世界』(岩波書店)はクオリティマガジンと言われて、知識層のための雑誌です。
内容は、リベラル・反戦・人権・民主主義・環境・貧困・芸術など、弱者に寄り添うような論文・エッセイが多いです。
何が本当なのかわからない時代で、これから何が起こるのかわからない時代です。
クオリティマガジンは自分の中の判断基準を養成するのにとても有益です。
『世界』(岩波書店)を読み始めて10年以上経ちました。
今回は、『世界』2021.7月号 p.23 気候難民の世紀(井田徹治)について書
きます。
目次
- まとめ
- 感想
- 論文の要点
まとめ
2050に気候難民が12億になるという報告がある。 気候危機はゆっくり起こる現象であるが、 確実に世界を不安定にする。 気候安全保障の意識が大切だ。
感想
気候変動はグローバルな問題だから、地球規模で問題が起こってくるのは間違いない。
その中の一つの難民問題は大きな問題だ。
増え続ける人口…
今78億人いると言われているが、今世紀末には100億人になるという予測もあるようだ。しかし、温暖化は確実に進み、氷の融解などで海面が上昇すれば、住む場所がなくなる。それに加えて、食糧問題、水問題、大災害による住居の喪失などは確実におこり、難民問題は避けられない事態だろう
さらに、貧困地域はテロの温床になるという指摘はその通りだと思う。現在の気候危機を招いている現況が資本主義社会であると思っているが、その資本主義社会で成功している国が貧困地域の元凶だと認識されてもなんら不思議でない。
絶望に満ちた未来が容易に想像できる。。
論文の要点
■気候難民
●2050には12億人になるという報告書(オーストラリア)がある
●気候変動により集団移動を余儀なくされる
・南米諸国からキャラバンが増えている
●災害例
・ハリケーンによる洪水
・干ばつ
・海面上昇→マングローブの高潮による被害→ハリケーン被害を防げない
・食料
・水不足
・バッタの大発生による農業被害
■環境難民の定義がない
●難民の定義とは
・特定の社会集団が迫害されて自国保護が難しい場合。
■気候危機はゆっくり起こる
・海面上昇:氷の融解
・気温上昇:温室効果ガス
・森林:乾燥化
・生物多様性の消失
・海洋酸性化
■気候安全保障
・貧困は人口増加をもたらして、テロの温床になる
■日本は難民保護後進国
●脆弱な国への資金援助が必要
ありがとうございました☆ni28でした。
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カテゴリー:教養
タグ:政治・経済・社会,世界(岩波書店)
よかった点:インスタに投稿したやつの流用
改善点:ちゃっと書いた
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