こんにちは。カメラマンのni28です。
大学の時に出会った教授の影響で政治・経済・社会に興味を持つようになりました。
教授の勧めてくれた『世界』(岩波書店)はクオリティマガジンと言われて、知識層のための雑誌です。
内容は、リベラル・反戦・人権・民主主義・環境・貧困・芸術など、弱者に寄り添うような論文・エッセイが多いです。
何が本当なのかわからない時代で、これから何が起こるのかわからない時代です。
クオリティマガジンは自分の中の判断基準を養成するのにとても有益です。
『世界』(岩波書店)を読み始めて10年以上経ちました。
今回は、『世界』2022.1月号 スマホ位置情報の「一網打尽」捜査(指宿信)
について書きます。
目次
- まとめ
- 感想
- 論文の要点
まとめ
米国ではグーグルが位置情報を法執行機関に販売している。 「相当な理由」も「特定性」もないジオフェンス令状は憲法違反の批判が強い。 プラットフォーマーが捜査機関になっている。
感想
スマホを持つことそれ自体で、グーグルのビジネスの種になっている。
スマホは便利だし、これからも使い続けるだろう。その裏で、自分の個人情報が切り売りされていることをしっかりと認識したいと思った。
それにしても位置情報の販売で支払わるお金は税金だろうから、まわりまわって、自分たちが支払っていることになる。こんなバカなことはないと思う。
そんなバカなことであふれている現代社会に生きている。
論文の要点
■ジオフェンス令状
●ジオフェンスとは
・仮想領域の設定→領域内にはいるとサービスや入退出などの情報を記録・提供される
・位置情報データベースは18ヶ月保存される
●現在、逆ロケーション捜査令状の一種として、捜査に使われている
・昔の一般令状:憲法違反 と似ていて批判が多い
■ジオフェンス令状の問題点
●令状には「相当な理由」と「特定性」が必要だがそれらを満たしていない可能性が高い
■令状ビジネス
●250億円/年
・245$/件をグーグルは請求している
ありがとうございました☆ni28でした。
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カテゴリー:教養
タグ:政治・経済・社会,世界(岩波書店)
よかった点:インスタに投稿したやつの流用
改善点:ちゃっと書いた
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