こんにちは。カメラマンのni28です。
大学の時に出会った教授の影響で政治・経済・社会に興味を持つようになりました。
教授の勧めてくれた『世界』(岩波書店)はクオリティマガジンと言われて、知識層のための雑誌です。
内容は、リベラル・反戦・人権・民主主義・環境・貧困・芸術など、弱者に寄り添うような論文・エッセイが多いです。
何が本当なのかわからない時代で、これから何が起こるのかわからない時代です。
クオリティマガジンは自分の中の判断基準を養成するのにとても有益です。
『世界』(岩波書店)を読み始めて10年以上経ちました。
今回は、『世界』2021.9月号 巨大IT企業の暴走を止める(世界編集部)
について書きます。
目次
- まとめ
- 感想
- 論文の要点
まとめ
コロナパンデミックでGAFAを代表とする巨大IT企業は空前の利益を上げた。 市場独占や価格操作などの問題が明らかになり、巨大IT企業への批判は高まっている。 国際課税ルールとしてデジタル課税が合意された。
感想
ITとグローバルは相性がいい。
IT戦略はグローバル戦略だ。
IT・グローバル戦略により富がさらに一極集中することになる。
そして、更に貧富の格差は開いていく。
それを規制するためのルールができるのは喜ばしいことだ。
ただ、一度立ち止まって、考えてみたい。
本当にアマゾンを使う必要があるのか。
本当にグーグルを使う必要があるのか。と、
それらを使う事で、使われない他のサービスが衰退していくことになる。
論文の要点
■巨大IT企業への国際的規制
●アプローチ
①デジタル課税
②公正な競争の確保
③プライバシー保護
●巨大IT企業はコロナ禍で空前の利益を上げた
・ジェフ・ベゾス(アマゾン)の個人資産は史上初の2000億ドルになった。
◆問題点
○市場独占
【例】アマゾンはパンデミックで儲けるためにいかに価格をつり上げたか
・医療品、生活必需品
○プライバシー侵害
○租税回避
○労働者への不当な扱い
■デジタル課税への歴史的な合意
●OECD国際課税ルール
・130カ国が合意
・財源は貧困削減や開発
ありがとうございました☆ni28でした。
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カテゴリー:教養
タグ:政治・経済・社会,世界(岩波書店)
よかった点:インスタに投稿したやつの流用
改善点:ちゃっと書いた
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