こんにちは。カメラマンのni28です。
大学の時に出会った教授の影響で政治・経済・社会に興味を持つようになりました。
教授の勧めてくれた『世界』(岩波書店)はクオリティマガジンと言われて、知識層のための雑誌です。

内容は、リベラル・反戦・人権・民主主義・環境・貧困・芸術など、弱者に寄り添うような論文・エッセイが多いです。

何が本当なのかわからない時代で、これから何が起こるのかわからない時代です。
クオリティマガジンは自分の中の判断基準を養成するのにとても有益です。

『世界』(岩波書店)を読み始めて10年以上経ちました。

今回は、『世界』2021.5月号 p.94 2021人類社会の課題(ヨハン-ロックストローム))について書きます。

 
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読むのは大変ですが、僕は『世界』(岩波書店)を読むことで、世の中の事を勉強して自分なりに分析できるようになりました。

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目次
  • まとめ
  • 感想
  • 論文の要点

まとめ

過去300万年間平均気温が2℃以上上昇することはなかった。
地球の回復力を維持できる限界も近づいている。
人類共有の地球環境を管理する必要に迫られている。

感想

過去300万年間地球の平均気温が、-4℃~+2℃のなかでおさまっていた言うのに驚いた。

人新世において急激に地球環境を改変している。
それは1万2000年前から始まった農耕に起因すると思っている。

人類が繁栄して、その結果地球が滅亡に向かうという流れがある。

人類は地球にとっての癌であるという認識が重要だとおもう。

何か成し遂げたいというのが人情だが、何もせずに死んでいく人間の方が尊い存在だと思わされてならない。

論文の要点

■ティッピングポイント 
 ●ある時点以下なら地球の回復力が高度に保たれる
 ●ある時点以上ならストレスと衝撃が自己増幅する

 □ティッピングエレメント
 ●気候システムと地球についてのティッピングポイントについて15の要素に分けたもの

 □ポイントオブノーリターン
 →すでに3つの項目で越えている
 ◆北極海水の消失

 ◆サンゴ礁の大規模な死滅

 ◆西南極氷床の融解

 

■人新世とは人類が主役の地質年代の事
 ●人類が変化に大きく関与した→ホッケースティック曲線(1950→大加速)
 ・消費と生産
 ・自然資源の搾取
 ・環境システム(大気・水・土壌)の劣化
 ・生態系の破壊
 ・生物種の絶滅

 

■惑星地球の状態(大きく分けて3つ)
 ●スノーボールアース
 ・6億年前の地球
 ・すべて氷

 ●ホットハウスアース
 ・6600万年前まで
 ・恐竜が繁栄した時代

 ●アイスハウス
 ・今日の地球
 ・南極と北極に永久氷床がある
 ・氷期と間氷期を繰り返す

    □完新世とは:アイスハウス>間氷期>完新世
 ・1万2000年前から
 →農耕がはじまり定住社会になる(まっとうな生活の出発点)
 ・完新世において世界の平均気温は1℃⇔14℃で安定していた

 □過去300万年間で平均気温は―4℃⇔+2℃でおさまっていた
 →2℃以上上昇した時はない

 

■プラネタリーバウンダリー
 □定義
 ①完新世のような状態を保つ生物物理学的システムとプロセスの特定
 ②そのシステムとプロセスの制御変数にとっての安全な限界を科学的に数値化

 ●人類共有の地球環境をガバナンスする事が重要
 ・公海
 ・南極大陸
 ・大気
 ・宇宙

 

■未来を左右する決定的な10年間
 ●IPCC報告書 
 ・2030年までにCO₂を50%削減する必要がある

 

■covid-19の教訓
 ●予測された危機
 →過去20年間で動物由来感染症
 ・ジカウィルス
 ・鳥インフルエンザ
 ・豚インフルエンザ
 ・エボラ出血熱
 ・SARS
 ・MERS
 ・HIV

 ◇原因
 ・自然の開発
 ・グローバル化

 →システムに過剰な圧力をかければ人類全体に影響を及ぼす請求書が届く

ありがとうございました☆ni28でした。

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カテゴリー:教養
タグ:政治・経済・社会,世界(岩波書店)

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今回は、『世界』2021.5月号 p.197 香港危機とは何か(倉田徹)について読んだ感想を書きました。↓↓↓