こんにちは。カメラマンのni28です。
大学の時に出会った教授の影響で政治・経済・社会に興味を持つようになりました。
教授の勧めてくれた『世界』(岩波書店)はクオリティマガジンと言われて、知識層のための雑誌です。

内容は、リベラル・反戦・人権・民主主義・環境・貧困・芸術など、弱者に寄り添うような論文・エッセイが多いです。

何が本当なのかわからない時代で、これから何が起こるのかわからない時代です。
クオリティマガジンは自分の中の判断基準を養成するのにとても有益です。

『世界』(岩波書店)を読み始めて10年以上経ちました。
今回は、『世界』2021.4月号 p.127 中国デジタル革命と監視社会の行方(倉澤治雄)について書きます。

 
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読むのは大変ですが、僕は『世界』(岩波書店)を読むことで、世の中の事を勉強して自分なりに分析できるようになりました。

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目次
  • まとめ
  • 感想
  • 論文の要点

まとめ

近い未来、人工知能が社会のあらゆるところに実装される。
5G通信網をベースに第4次産業革命が目指される。
それとともに人々の情報は丸裸にされて権力の監視下に置かれる。
デジタルディストピアが現実になる可能性が高い。

感想

covid-19の悪質性がすごいことになっている現在、デジタル化の加速はもう間違いない。

当初よりも予定されていたものよりもずっと早く各分野で進むことだろう。

covid-19の影響で人々はデジタル監視下に置かれる状況になることが早まったし、人々もそれを受け入れる素地となった。

デジタル化の加速は何をもたらすのだろうか。
デジタルの基礎は0と1からなる信号だ。

人間は有機的な存在で0と1で成り立っているわけではない。

デジタル化の加速は人間にとっていいもでないことは肌感覚でわかる。

それでも、僕たちはデジタル化を受け入れてしまっている。

人間が人間でなくなる日が近づいていると思う。

論文の要点

■AIレース
 ●人工知能の社会実装
 ・農業
 ・工業
 ・商業
 ・金融
 ・医療
 ・軍事

 ●技術力評価
 1位:アメリカ
 2位:中国
 →実装とデータは1位

 ※中国はコピー大国から科学技術強国になった

 

■中国のデジタル革命

 ●健康コード:インフラになっている
 ・コロナを抑えるためのデジタル技術
 →通行許可証:健康証明書など
 →健康スコア:喫煙・飲酒・運動・睡眠などの情報管理

 ※プライバシー侵害として批判がある

 ●クローン技術
 ・ペット再生

 ●BMI
 ・脳にAIチップを入れる

 ●顔認証
 ・14億人特定を1秒ですることを目指している

 ●医療分野
 ・ロボット:配膳・消毒・PCR検査・検温 
 ・CT画像診断が20秒でできる⇔ベテラン医師が30分かかる

 ●デジタル技術の輸出
 ・デジタルシルクロード 

 

■新彊(しんきょう)ウィグル自治区が実験場になっている

 □ウィグル族への監視
 ●監視アプリ(浄網衛士)の義務
 ・SNS・閲覧・通信・写真・映像などを監視されて通報される

 ●生体情報の蓄積 
 ・DNA
 ・虹彩
 ・声紋
 ・掌紋
 ・静脈
 ・歩き方→歩容認証:歩幅・骨の動き・荷物を持った時の癖を分析

 ●強制収容所
 ・再教育キャンプ
 →ジェノサイド認定がされた(2021.1.19 バイデン大統領)

 

■デジタルディストピア論

 ●中国の極端な監視社会
 →個人が丸裸になる:巨大プラットフォーム
 ・逮捕歴、納税歴など…

 ●中国は技術のみに特化させている
 ・人々のリテラシー・法律・倫理などは無視している

ありがとうございました☆ni28でした。

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カテゴリー:教養
タグ:政治・経済・社会,世界(岩波書店)

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『世界』2021.4月号 p.154 変化し続ける社会民主義(近藤康史)を読んで感想を書きました。↓↓↓