こんにちは。カメラマンのni28です。
大学の時に出会った教授の影響で政治・経済・社会に興味を持つようになりました。
教授の勧めてくれた『世界』(岩波書店)はクオリティマガジンと言われて、知識層のための雑誌です。
内容は、リベラル・反戦・人権・民主主義・環境・貧困・芸術など、弱者に寄り添うような論文・エッセイが多いです。
何が本当なのかわからない時代で、これから何が起こるのかわからない時代です。
クオリティマガジンは自分の中の判断基準を養成するのにとても有益です。
『世界』(岩波書店)を読み始めて10年以上経ちました。
今回は、『世界』2021.6月号 p.187 すぐそこにある再エネ社会(飯田哲也)
について書きます。

目次
- まとめ
- 感想
- 論文の要点
まとめ
反知性的な政治は神話を生み出し新しい知・政策を生み出す事ができずにことごとく失敗に終わっている。 再エネは周回遅れ、原発、新型コロナ対策も失敗している。
感想
気候危機などの迫りくる確実な危機に向けて全世界が対応に追われている。
日本にはその危機感がなく、どのアクションも魂の抜けた見せかけだけの物ばかりだ。
ひとえに勉強不足だと思う。のべつまくなしに戦後働き続けて一回世界一になった日本はその栄光にすがりその栄光から離れられずに滅びの道を歩みつつある。
自分の両親をみても思うし、まわりの大人たちを見ても感じるが、教養への関心がとにかく低く日々の生活でいっぱいいっぱいだ。
これからの時代はいかに勉強して未来に備えていくかが重要だと思っている。国が栄えても心が貧しければ情けない。せめて僕だけは勉強し続けようと心に誓う。
論文の要点
■エネルギー大転換
●100年に一度
・電力の大転換
・モビリティの大転換:自動車産業
●再生可能エネルギーのコストダウン
・太陽光発電
・風力発電
→日本は周回遅れ
■日本の失敗
●経産省の理解不足
2012年から始まった固定価格買取制度
→国民へのコストダウン効果ではなく事業者への棚ぼた利益になった
→ところかまわずに認定登録を行い自然林などの大規模破壊つながった
→経産省が制度変更を繰り返し、複雑になりすぎた
→入札制度を導入したが失敗した
→市場の回復は見込めない
●送電線問題
・事実上、電力会社が政策決定を行う状況にある
-圧倒的優位:人材、情報、経験、知識
○優先接続を消してオープン接続にした
・休止原発と石炭火力が優先される結果になった
○空き容量ゼロ
・総括原価方式で非現実的な過大評価をしているために頻発した
○接続負担金が高い
・北海道で20億規模の小水力発電で270億円の接続負担金を求められた
●市場の欠陥
・250円/kw⇔10円/kwに高騰した
→旧一般電気事業者が自社小売りを優先したため
●容量市場が官製市場になっている
・旧一般電気事業者の棚ぼた利益になっているだけ
・原発・石炭火力発電の維持
■日本の再エネ社会への転換を阻むもの
●政治
・官邸主導
-縁故政治
○ダブルスタンダード
・公約では原発依存度の低減というが現実には原発再稼働や新増設の地ならしをしている
●失敗の本質
・再エネ、原発、新型コロナ共通
○反知性的政治家の政治主導
○霞が関の劣化
・政策形成能力の劣化
□2つの問題
①従来:縦割り、縄張り、無責任体制、無謬主義、忖度
②新しい:現代社会構造の問題
-テクノロジーの加速速度的な進展
-情報量の爆発的拡大
-政治問題、価値観の多様化
○エリートパニック
・PCR検査を増やすと医療崩壊する
・放射能放出は直ちに影響はない
・放射能計測をすると県民が不安になる
○公共性への意識の欠乏
○場の支配者が優越する忖度政治文化
・法治原則、科学的根拠、経済合理性、公共の福祉を歪曲する
■政策知ディスコースが必要
・専門家が協力して新しい知、新しい政策を作り出す
⇔ 日本にはびこる神話
○原発・石炭神話
○ベースロード神話
○水素神話
○PCR検査抑制論
●欧州委員会の例
①ベース:プロジェクトを広く公募→成果→起草
②起草されたものの影響を評価
・経済的
・社会的
・環境的
③政策影響評価
・ステークスホルダーからの意見を聴取
-NGO
-自治体
④審議
ありがとうございました☆ni28でした。
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カテゴリー:教養
タグ:政治・経済・社会,世界(岩波書店)
よかった点:インスタに投稿したやつの流用
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