こんにちは。カメラマンのni28です。
大学の時に出会った教授の影響で政治・経済・社会に興味を持つようになりました。
教授の勧めてくれた『世界』(岩波書店)はクオリティマガジンと言われて、知識層のための雑誌です。
内容は、リベラル・反戦・人権・民主主義・環境・貧困・芸術など、弱者に寄り添うような論文・エッセイが多いです。
何が本当なのかわからない時代で、これから何が起こるのかわからない時代です。
クオリティマガジンは自分の中の判断基準を養成するのにとても有益です。
『世界』(岩波書店)を読み始めて10年以上経ちました。
今回は、『世界』2020.2月号 p.200 「祝賀」の災禍を迎え撃つために反五輪・反資本主義の国際的な連帯へ(ジュールズ・ボイコフ)について書きます。
目次
- まとめ
- 感想
- 論文の要点
まとめ
オリンピックをてこに、いろいろ開発できるから国はオリンピックを招致したがる。
税金を大企業のために使い放題にできる。
感想
コロナ禍において、オリンピックが平和の祭典ではなく、お金の論理で開催されることが明らかになった。緊急事態宣言がでているのに、むりやりオリンピックを開催しようとしている(2021年7月13日現在)。命よりもお金を優先するのだ。
オリンピックが決まれば、それを理由に再開発することが容易になり、ゼネコンなどの企業がもうけることができる。その裏側で立ち退きを強いられる人や、環境破壊が行われることもわかった。
内村航平選手は「選手が何を言おうか世界は変わらない」と言ってのけた。
なんて、悲しい構図なのだろう。
体操に全エネルギーをめざした頂点の大会が命を犠牲にして成り立っているのに、それを意識もせずに、やることをやるだけと淡々と自分のベストを尽くそうとする。
機械的な人間に見えてしまう。冷めたオリンピックになるだろう。
論文の要点
■オリンピックと強制移動:オリンピックをてこにした開発
●強制立ち退き
・ロンドン:1200人
・北京:1500万人
・リオ:7万4千人
■1976年デンバー(コロラド州)では住民投票でオリンピックを拒否した
■国際的連帯を
●IOC役員は5つ星ホテルを使い、3週間で200万円支払われる
ありがとうございました☆ni28でした。
1019文字
1H/かかった時間
カテゴリー:教養
タグ:政治・経済・社会,世界(岩波書店)
よかった点:インスタに投稿したやつの流用
改善点:ちゃっと書いた
89記事目/100記事目指す
600くらいpv/月間1万pv目指す
ni28はカメラマンです
画像をクリックすると作品(ART WORKS)のページに移動します